2015.01.23「マウンテンバイクのOH」
仕上がったフロントサス、リアサスを取り付け、ワイヤー交換、ディスクブレーキのオイル交換。

オイルディスクブレーキは普通に置いていれば、ホースに溜まったエアーは上に上がるので、自分が抜き替える時は下から上に送り出すことが多いです。
でもたまにキャリパー部分に抜けきっていないエアーが残っている事があるので、まずはそこから確認。
ホースを繋ぎ、キャリパーのドレンの位置を上にし少しレバーを握ってやるとキャリパーに入っていたエアーがあれば抜くことが出来ます。

フロントは出ませんでしたが、リアのキャリパーからは少しエアーが出てきました。
でも何かオイルの感じが違うな?と思い(キラキラしてる感じ?)もう少しキャリパーのなかのオイルを押し出す。
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そうするともう一泡出てきました、良かった!と思いエアーを注射器に上げるためホースを指で弾く(そうすると泡が小さく分かれ上に上がっていくんです)。
でも何度も指で弾いても最後に出てきた泡は潰れない。

何かおかしいと、ホースに入ったオイルを容器に出す。これでも泡は潰れない、これ水ですね!!どうやって入ったんだろう??
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でも取れて良かった!!そのまま送っていたら上まで水はあがらなかったと思います。

あとは下から上にオイルを送る、レバーもたまに握るとレバー内部に溜まったエアーが抜けやすいです。
昔のレバーはスポンジーなタッチを消すのが大変でした。
今回作業させて頂いたのは懐かしのXTR STI レバー、966だったかな?
これもレバー側にエアーを噛むとカチッとしたタッチを出すのに大変だった覚えがあります。
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最初の頃、キャリパー側を止めてブレーキレバーを思い切り握って戻してを繰り返していたらレバー側のオイルが真っ黒になったこともありました(笑)。
昔マグラのエアー抜きの方法でドレンとリザーバータンクを繋ぎオイルを回す方法もありましたが、細かい泡が出だすと止まらないのでこれも自分的にはダメかな。

まあ昔死ぬ程エアー抜きはやったので技は色々あります(笑)、最近やっているレバー側のエアー抜きのコツはレバーを大きくゆっくり最後まで握り込んでまた戻す、オイルを沢山動かすことでしょうか。

キャリパー側を全部止めてしまうとレバーを最後まで握り込めないので自分なりに色々考えて、いろんな道具を買って時間使って沢山試しました。でも行き着いて最近使う工具はほぼ1つだけ。無茶楽ですよ!色々勉強させてもらったな!

でも最近のレバーはエアーが抜けやすくなったんで本当に楽になりました、最初の頃は大変だったな(笑)!!
by bike-quest | 2015-01-23 23:01
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