2009.10.06
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ヨーロッパを自転車で回りたいとの相談がありました。
お勧めしたのがもちろんサーリー「ロングホールトラッカー」(長距離トラック運転手と言う意味です)
スポークが折れるのが嫌という事で,根元が太いダウンヒル用のスポークに組み替え。(根元2センチくらいの所が太くなっているのが見えると思います)
サーリーは本当によく考えて作ってあると感心したのが、最近の車輪はは32本で組み上げるのが主流の所、36本のスポークで組み上げている事。
沢山のスポークで組み上げれば車輪は丈夫になりますね。
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後はこの道具を使い、振れを取りながらスポークを締め上げていきます。
この道具はそのスポークのテンション(張り具合)を計る道具なのです。
振れを取る事は簡単なのですが、スポークのテンションを揃え、バランスを取るのはもう少しスキルが必要になって来ます。
テンションがばらばらだと、振れが出やすい、狂いやすいホイールになってしまうのです。
何度もなじみを出しながら、狂い難い様に仕上げます。
時間はかかりますが楽しい作業の一つです!
by bike-quest | 2009-10-06 23:59
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