冬になると「変速の調子が悪いんです〜〜!」とバイクを持ち込んで頂くお客様が多い。
今回続けてシマノのSTIレバーの変速不良を作業させて頂いた。
(画像はレバーパットまで交換した作業後です)今回、何が起こって居たかというと、レバーを動かしてもスカスカでワイヤーが引けない、変速しない状態(自分は空打ちと呼んでます)。原因はレバーの中のグリスが寒さで硬くなり、ラチェットの爪が起きない(動かない)為ワイヤーが引けなくなったのです。ですのでゆっくり動かすと爪が動いて変速できることがあるのですね。
何年も乗らずに動かさなかったバイクも同じ状態になる事があります。MTBのシフトも同じです。
空打ちはバラして洗浄してやれば治りますね!
本日作業したのはST-7801、デュラエース10速時代、15年位前のモデルです。そりゃ動きも悪くなるわ!!
レバーについているゴムのカバー、レバーパットと言います。ST-7801のレバーパット、年式古くて無くなったな〜〜と思って居たのですが、最近復刻???今回のバイク、ゴムが溶け始め、ネチャッとして居たので今回のOHで交換させて頂きました。
替えておかないと、次はない(笑)。