2020.05.24「30年物」
スチールのロードレーサーのOH。

シマノ600で組まれたWレバー、チューブラータイヤのモデルです。
大体30年くらい前のモデルでしょうね!!

先ずはステムを抜いてヘッドから。
ステムにもグリスが皆無、固かったけど外れてよかったです。
ねじ切り1インチモデル、ステムとフロントフォークが固着して抜けない事も多いんですね。
コラムの中にはグリス入れて組みましょう!!

ヘッドの中、もうグリスは抜けてました。
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と言うか、最初から殆ど入ってない??
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下側もグリス抜け?とよく見たらベアリング1個抜けてますね!!

綺麗にしてベアリング補充、溢れるくらいグリスを詰めて組み直し。

次にBBのOH。
結構外すの固いなと思ったら、グリスを塗った跡もなく、何も手が入っていなかったです。
ここも錆びて固着すると厄介なところ、無事外れて良かったです。

シャフトも、カップも傷はなく、再利用出来ました。
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BBの中は次回外しやすいよう、万遍なくグリスを薄く塗ります。

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ベアリング部分には多めにグリスを詰め、ネジ部分には固着防止のグリスを塗ります。

前後ハブもOH.
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玉当たり部分には傷も見られず、無事OH出来ました。
虫食いなどの傷があると、もう部品がないのでOH出来ません。
シールドベアリングを多用する今のハブと違い、腕の差が出るカップアンドコーンタイプのハブはOHしていても楽しいですね!!

今のモデルと違い、このタイプのハブはORを締めると玉押しが少し内側に入るので、ほんの少しガタが出ている状態で組み上げると回転が軽くなるんです。自転車に取り付けた時のことを考えて組み上げるんですね!!
でもあまり攻めるとすぐガタが出る(笑)。

自分が乗っていた時は他にも回転が軽くなるよう、グリスを極力少なくしたり、オイルだけで組んでみたり、回転抵抗が少なくなるようガタが出るギリギリで仕上げると言うことを良くやっていました。
自転車仲間で一番長く車輪が回っているか競ったり(笑)。

自分の学生時代は毎日のように自転車を触って、OHしたり、掃除したりしていたので色々試せましたね!!

色々思い出しながらの楽しい作業が続きます!!

by bike-quest | 2020-05-24 23:09
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