オイルディスクブレーキ、ハンドルまでオイルラインフル内装のバイク。
買ってから半年??23年モデルのバイク、ヘッドのベアリングがゴリゴリと言うことで修理できませんかとの問い合わせ。
あまり取り扱いのないバイクですがなんとか同機種のヘッドベアリングを当店で取り寄せ出来たので交換することに。
やはりヘッドのベアリングがゴリゴリ、、、、。
グリスは少し塗ってあったようだけどあれじゃーーねぇ〜〜〜!!
当店のお客様にも「ワイヤーやオイルラインはハンドル内蔵しない方が良いよ」とお伝えしています。
ハンドルまでフル内蔵のバイクはオイルラインはヘッドベアリングの中を通すため一度カットしないとベアリング交換できないんです。
フル内装のバイク、かっこいいんですけどね!
ハンドル部分だけでも沿わせてバーテープを巻けば、オイルライン切らなくても大丈夫なバイクが多いです。
買われる時はお店の方とよく相談してくださいね、後のメンテナンスの事も考えて組んで貰いましょう。
しっかりはみ出るくらい当店お勧めのグリスを詰め込みます。
これで組み上げるのですが、オイルラインをカットすると言うことは組み替える時に長さが足りなくなります。
オイルホース交換しなくちゃダメなのです。
と言うことはBB外して、リアのオイルラインを入れ替えなきゃいけません。
そのままスルスルと簡単に通るわけでは無いのです。
本当よく乗って頂いているお客様なのでSTIのレバーもこの通り、、、。
色々錆びたところのネジ等も交換、このネジは専用なので新しい物を取り寄せて組み上げ。
ハンドル周りのネジもサビサビだったので交換したかったのですが、トルクのかかるところはステンレスのネジは心配なのでしっかり錆び落としてグリスを塗って元のネジを再利用して組み上げ直す。
BBも圧入タイプだったので打ち抜きました、、、と言うことは再利用不可。
今回はTOKENのねじ込み式のBBで組みました。
フル内装のバイクのヘッドベアリング交換、本当に手がかかる修理です。
他にも色々交換して今回は6万円程、内装ではないバイクならヘッドベアリング交換は1万円もかからない修理です。
しかし今回のバイクはバイク専用ハンドルなので内装しなくては組み上げ出来ません。
しっかり組み上げたので長持ちしてもらいたいなぁ〜〜!
リムを生かしてハブとスポークを交換。
アルテグラの6600のシルバーアルマイトハブで組み上げます。
外したハブはカンパニョーロ、フリーはシマノの6速ギア。
カンパニョーロのハブ、憧れでしたね〜〜!自分はこの頃サンシンのハブを使っていました。
夜は2日遅れの誕生日ご飯、アーティザンに行ってきました。