明日4月12日(土)朝10時より
ウイリェール試乗会を当店の店頭で行います。朝10時から夕方までです、いつもの北村氏がいつものトークで楽しませてくれます。
冷やかし大歓迎〜〜!!皆様のご来店お待ちしています〜〜!
昨日のライド中
HGSBTのカンパの変速が決まらなくて何度も降りて微調整。
こりゃワイヤー切れかけだな〜〜、と本日確認。

やはり、切れかけていました。
落車等していないのに調子良かったものが何故か変速がズレたり、調整してもまたすぐに調子悪くなる時はワイヤーが切れかけている事が多いです。
しまなみ、このバイクで行こうと思ってたので良かったです。
アンカーRP-8のワイヤー変速モデルをお買い上げ頂きました。
エアロタイプ、ワイヤー類をフレーム内蔵のバイクは何かあった時、修理が大変なのでDi2変速の方が良いですよとお話ししたのですが、予算が・・・と言う事で今回ワイヤーモデルを選んでいただく事に。
ワイヤー変速モデルの場合、上記の様にワイヤーが切れた場合、通常アウターワイヤーも交換するのですが、そうなるとBB外して組み直し。
そのままでアウターワイヤーを残して交換する時も「スッ」と通れば良いのですがどこかで引っ掛かったらやはりアウターワイヤー交換しなくてはいけません。

この様に箱で送られて来て、組み上げます。7部組という事ですね、ここからが自転車屋さんの腕の見せ所〜〜!
この様にヘッドベアリングの中をワイヤー&オイルラインが通ります。

色々考えながら、変速のアウターワイヤーを通す位置を考えながら試行錯誤。
最初仮組みしてあった位置を変え、なるべく急角度で曲げない様に通し直しました。
他店で組み上げたバイクの修理、内蔵部分のワイヤーが短いのかハンドルが90度も曲げられない物がありました。
そうならない様、試しながら仮組みします。
こういうホース内蔵フレームの場合、ヘッドのベアリング交換も大変です。
ワイヤー類がベアリングの中を通っているので全部カットしないと交換できません。
他店でお買い上げのバイクをメンテナンスにお持ちいただく事多いのですが、全然グリス入っていないバイク本当に多いです。
この作業をしてないと路面が濡れてるところを走り、跳ねた水が隙間から入ってベアリングを早く痛めます。
水洗いする人もダメですね・・・と言うかジャージャーベアリングが入っている隙間に水かけている人多いです、入らない様に水かけましょう。
プロチームの様に高圧洗浄機は使わない様に、彼らにとってパーツは消耗品です。
上記ヘッドベアリングの交換作業を何度も行っています、グリスは必須です。
ですので当店ではしっかりと水に強い、カーボンを痛めないグリスをたっぷりと詰め込みます。
絶対に悪くならない事は無いですがメンテナンス回数はずいぶん少なくなると思います。

ヘッド部分にワイヤー類が内蔵されているモデルは、格好良いですが修理するのが大変なのです。
特に上級モデルに多い、ハンドルやステムの中を通すタイプはもっと手がかかります。
オイルライン等を切らないとハンドルが外せない、ということはオイルライン交換必須。
BB外して、オイルライン入れ替えてエアー抜きの作業が増えます。
ステムやハンドルを通さない、沿わせて組めばそれだけでも大分メンテナンス代金が抑えられます。
当店でもハンドルに内蔵穴空いているんですがわざとハンドルに沿わせて組む事があるのにも意味があるのです。
後でしまった〜〜と思わない様に買ってからのメンテナンスの事も自転車屋さんできちんと確認して下さいね。
最近、自分のバイクも洗車していなかったので、YONEXと今度しまなみに持っていくHGSBTを洗車。

しっかり泡立って良い感じ、ばっちり汚れが落ちている証拠ですね!!
